・MLBの大物打者(通算280本塁打以上)
アダム・ジョーンズ(34歳、来年35の年)がオリックス入りか、という報道がありましてね


ユーキリス(元楽天)以来じゃないですかね
大物と言っていいレベルの選手のNPB入りは

(ユーキリスが日本でアレだったのはとりあえず置いといて)


・アダム・ジョーンズは…
2010年代にメジャー中継見ていた人ならほぼ知ってるレベルですからね

(NHKで中継多いヤンキースと同地区だったし)


僕はメジャーもよく見てるので
(ゲーセンのQMA海外野球検定では全国最高12位獲得経験あり)
ワクワクしてるんですわ


・オリオールズの3度のプレーオフに貢献した大物が(2019はダイヤモンドバックス)
なぜ来日しそうなのか…

データをfangraphsで見た限り
言えることは、


・12年〜15年は
センターを守り30本前後の本塁打を打ち
3〜4台のWARを記録していた


(打率は.260〜.280の間でずっと推移。
極端なフリースインガーで四球は少ないので出塁率は高くない)


・2016から守備の指標が落ち始め
WARが下降
(17〜18は大きくマイナス)


・2019は移籍して守備位置がライトに移るが
指標はマイナスのままで
ここ2年は本塁打が減少(WAR -0.1)


・打率、アプローチ(K /BB)は
昔からさほど変化はなし



・というわけでですね
30歳を超えて守備が落ちてきたこと、
本塁打が減ってきたことで
WARはついに−にまで落ちてきた


 メジャーではもう良い契約が取れそうにないという中で
主砲として期待される日本行きを決断した…ということなのではないでしょうか
(報道が本当ならば)


・日本でやったらどうなるのか…

球種別のデータを見た限り
特に対応力の面では急激な落ち込みは
見られない


例を挙げるとかつての大スター・プホルスは
30超えて速球への反応がガクッと落ちて成績が下降していった…

歳食うとそういう変化、衰えが起こったりするんですが
細かい変動はあってもそこまでは変わってないんですよね

(2019のVSフォーシーム打率は
.293を記録)


元々スラッガー型としてはそこまで三振が多くない(2割未満)こと、
日本だと投手の球速が大きく下がること

(ジョーンズに対する速球の平均球速は
93マイル台中盤…
149〜150の間くらいですね)


を考えると
コンタクト面での不安はないと思われます


・ただ、この2年でHR /FBが
大きく下降している
(フライに対するHRの割合)


パワー面の下降は気になるところ
フリースインガーで四球は選べない
(四死球率2.8%の年もあった)ため


本塁打が打てないと打撃の貢献度は低いタイプの打者なので
パワーが復活するかどうかが鍵になるでしょう


・ちなみにイチロー選手がいた時のマリナーズを見てた人なら知ってると思うんですが…

ジョーンズは若手のときマリナーズにいて
エリック・ベダード(当時オリオールズで全盛だった左腕)獲るために
トレード放出


で、ベダードはマリナーズに入った途端に成績が下降して
ジョーンズ、投手のティルマンは活躍と…

絵に描いたような大失敗トレードで
語り草になってるんですよね


(マリナーズは01年以来プレーオフに行ってないが
この失敗さえなければ2014あたりは
行けてたかもしれない)


・というわけでキャリア最初はイチロー選手と共にプレーしてたので
報道通りイチロー選手のいたオリックスが獲るなら
因果を感じるような気もするし

(どえらく強引ではありますが…)

どれだけ活躍するか…というより
単純に見たい
そういうレベルの選手の来日ですね〜!(本当なら)


(文=天宮アイル)

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出演者 天宮、加藤 Twitterもやってます)